リハビリテーション部からのお知らせ
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2024.10.019月22日に「がんのリハビリテーション研修会」に当院リハビリテーション科医師1名、看護師1名、理学療法士2名、作業療法士1名、言語聴覚士1名が受講し修了証を取得しました。
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2024.10.019月24日にリハビリテーション部で、「急変対応シミュレーション研修」を実施しました。
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2024.09.22第30回日本心臓リハビリテーション学会学術集会で当院理学療法士の吉田 陽亮が「優秀演題賞」を受賞しました。
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2024.07.28第33回奈良県理学療法士学会で当院理学療法士の吉田 陽亮が「内部障害領域における物理療法の活用」の内容で特別講演を行いました。
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2024.07.28第33回奈良県理学療法士学会で当院理学療法士の土居 尚樹が「新人賞」を受賞しました。
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2024.07.13第30回日本心臓リハビリテーション学会学術集会で当院リハビリテーション科医師の岡山 悟志が「学会誌賞」を受賞しました。
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2024.06.29第44回近畿作業療法士学会で当院作業療法士の福井 恵が「優秀演題賞」を受賞しました。
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2023.11令和5年度心不全療養指導士試験に2名の理学療法士が合格しました。
取り組み
令和2年8月よりリハビリテーション科が新設されました。当センターの規模でのリハビリテーション専従医師が在籍していることは珍しく、より安全にリハビリテーションを実施できる環境を整えています。
令和6年4月より理学療法士(PT)1名、言語聴覚士(ST)1名が加わり、現在(令和6年4月現在)、リハビリテーション科医師1名、非常勤医師2名、理学療法士(PT)13名、作業療法士(OT)5名、言語聴覚士(ST)6名、合計24名の療法士でリハビリテーションを提供しています。リハビリテーション部の理念として「専門的・集中的なリハビリテーションを早期から提供し、医療機関や地域へ円滑に移行できるよう支援します」とし、リハビリテーションスタッフとしての知識や技術をチーム医療で発揮し、患者サービス向上ができるよう日々研鑽しています。
療法士を増員することで土曜日に4~5名出勤し、早期離床を行うことができる体制を整えています。長期的に早期離床を365日実施できる体制を検討しています。
認定理学療法士(運動器)1名専門理学療法士(内部障害)1名、心不全療養指導士2名、心臓リハビリテーション指導士6名、三学会合同呼吸療法認定士4名、がんのリハビリテーション研修修了者13名、サルコペニア指導士2名、日本糖尿病療養指導士1名、住環境コーディネーター2級2名が在籍し専門的なリハビリテーションの提供が行えるよう日々研鑽しています。近年、チーム医療への取り組みとして、医師、看護師、その他各スタッフとカンファレンスなどでコミュニケーションをとりながら明るい雰囲気でリハビリテーション業務に取り組んでいます。
リハビリテーション部 技師長 大垣 晋吾
メンバー数
リハビリテーション科医師(常勤1非常勤1
理学療法士12名
作業療法士5名
言語聴覚士6名
計23名
資格
認定理学療法士(運動器)1名
専門理学療法士(内部疾患)1名
心臓リハビリテーション指導士6名
3学会合同呼吸療法認定士4名
がんのリハビリテーション研修修了者10名
サルコペニア指導士2名
日本糖尿病療法士1名
住環境コーディネーター2級2名
特色
一般的なリハビリテーションに加え、専門的なリハビリテーションに取り組んでいます。
外来で心臓リハビリテーションを実施しています
心筋梗塞や狭心症、心不全等の患者様は、心臓の機能低下や負担軽減のため安静な生活を送ったことで筋力や体力が低下しています。心臓リハビリテーションでは、より安全な方法で機能回復を実施し、自信をもって生活ができるようサポートします。さらに心臓病の再発を予防します。快適で質の高い生活を維持するために、医師、看護師(慢性心不全管理専門看護師)、心臓リハビリテーション指導士(理学療法士)、管理栄養士を中心に、体操や有酸素運動(自転車エルゴメーター)を行い、各々の身体機能に応じたプログラムで運動や生活指導等を行っています。平成28年度より急性心筋梗塞患者様に早期から心臓リハビリテーションが実施できるようになりました。
また心臓血管外科術後もICU(集中治療室)から早期離床を実施するなど、急性期から維持期までリハビリテーションを提供する体制が整いました。
チームアプローチにより誤嚥性肺炎を予防し、食事ができるようサポートしています
安全においしく食べることは、日常生活(ADL)や生活の質(QOL)の向上につながります。当センターでは医師、看護師や言語聴覚士を含め他職種によるチームで誤嚥予防に取り組んでいます。言語聴覚士による摂食嚥下機能評価に加え、必要に応じて耳鼻科医師によるVE(嚥下内視鏡)検査等多角的な評価を行っています。
※外来での摂食機能療法は実施しておりません。
がん疾患に対して術後早期からリハビリを実施しています
これまで、がんによる治療にて機能低下した身体に対し、積極的にリハビリテーションをすることはありませんでした。治療後の体力、筋力や呼吸機能の低下に対して、2次合併症の予防とともに早期に機能回復を図り、自宅退院に向けてリハビリテーションを行っています。
患者さん、ご家族さんに満足して頂き、少しでも笑顔が増える事が私達の願いです。院外研修会参加や院内勉強会等を開催し、さらに専門性の高いリハビリテーションを地域の皆様方に提供できるよう邁進していきます。
近年の取り組み
心肺運動負荷試験(CPX検査)の導入
最新の心肺運動負荷モニタリングシステムを用いてCPX検査を行います。自転車エルゴメーターを行いながら、心電図、血圧、呼気中の酸素、二酸化炭素の濃度を計測します。CPX検査ではAT(嫌気性代謝閾値)という数値が表示されます。心臓リハビリテーションでは、患者さんにとって、この数値の間際まで行う運動が適度な運動ということになります。検査で取得したデータを基に心臓リハビリの運動療法のプログラムが作成されるようになりました。毎週金曜日に循環器医師、臨床検査技師が安全を確認しながら検査を行い、同日にリハビリテーション科医師と療法士によりカンファレンスを行うことで、患者さんに応じた安全で、適切な運動プログラムの作成を他職種共同で行えています。
集中治療室早期リハビリテーション加算の算定
集中治療室部長をリーダーとした、集中治療室早期リハビリテーションワーキンググループを立ち上げ、CCUやICUで早期離床を実施できる体制を整えています。医師や看護師と連携し、安全に座位や立位練習などを早期からリハビリを実施しています。
集中治療室での早期離床
人材育成
リハビリテーション部内勉強会を開催し、日々の知識向上に努めています。また新人教育システムを作成し、新規職員が安心して成長できるように努めています。
乳腺外科術後や産婦人科術後のリハビリも実施しています
実施件数はまだ少ないですが、令和4年に新設された乳腺外科の術後リハビリや、産婦人科術後のリハビリテーションを実施しています。
糖尿病教室・腎臓病教室・心臓病教室の開催
医師、看護師、臨床検査技師、臨床工学士等の職員と連携して、外来患者さんを対象とした教室に講師として参加しています。
医療機器の併用
当院では徒手で実施するリハビリテーションに加え、適応疾患に対して電気治療器などの物理療法を実施しています。令和4年より整形外科外来疾患の一部に超音波エコーで軟部組織等を確認しながらリハビリテーションを実施しています。
急変対応の研修を実施しています
医師・看護師・療法士による急変対応シミュレーション
チーム医療への参加
リハビリテーション業務以外にも、チーム医療のメンバーとして活躍しています。他職種と共に情報共有や問題解決を行うことで、より良い医療を提供できることができています。
参加しているチーム医療
2022年度より新設された転倒転落予防チーム、認知症ケアチームに参加し積極的に活動しています。その他に、心臓リハビリテーションチーム、摂食嚥下チーム、栄養サポートチーム、口腔ケアチーム、集中治療室早期リハビリテーションワーキング、緩和ケアチーム、骨粗鬆症リエゾンチーム、排尿自立ケアワーキング、深部下肢静脈血栓予防チームなどに参加しています。
対象疾患
- 骨折や人工関節置換術後の運動器疾患
- 脳卒中や脳外科術後の脳血管疾患
- 心不全や心筋梗塞 心臓血管外科術後の心疾患
- 肺炎や呼吸不全等の呼吸器疾患
- 外科術前術後のがん疾患
- 乳腺外科疾患
- その他内科系疾患
施設基準
- 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション料
内容
理学療法
疾病、受傷、手術後より状況に合わせた積極的な離床や運動を早期から促し、安静による体力の低下や筋力の低下を予防します。また患者さんに寄り添うリハビリテーションを提供することにより、心身機能の回復、合併症の予防を図ります。
「起きる」「座る」「立つ」「歩く」など、日常生活に必要な基本動作能力の獲得を目標に、個々の患者様に合わせた運動プログラムを実施します。また退院の際には、自宅や施設での自主トレーニング指導や介助方法、動作方法の確認をご本人さんもしくはご家族さんに対して行い、生き生きとした生活が送れるように支援します。
作業療法
入院中の様々な疾患の患者様に対して、食事動作やトイレ動作、衣服の着脱、入浴動作など日常生活を送るために必要な動作練習を実施します。
また、脳血管疾患の患者様に対しては、リハビリ訓練道具、自助具、福祉用具等を使用しながらリハビリテーションを実施し、日常生活動作が少しでも獲得できるよう働きかけます。
脳血管疾患等に併発する高次脳機能障害に対しても思考力や記憶力、注意力を高める練習を実施します。
整形外科疾患では、上肢の骨折や腱板断裂等を対象に早期からリハビリテーションを実施しています。
言語聴覚療法
脳血管疾患や誤嚥性肺炎などの内科疾患を中心に、言葉の障害(失語症・構音障害等)や食べ物の飲み込みの障害(摂食嚥下機能障害)をもつ方々に対して、医師・看護師・管理栄養士などの他職種と連携し評価、練習、指導を実施します。
摂食嚥下機能障害に対しては必要に応じて耳鼻科医師・看護師と嚥下内視鏡検査(VE検査)を実施することで、より詳細な嚥下機能評価が実施できる体制を整えています。
チーム医療(口腔ケアチーム・摂食嚥下チーム・栄養サポートチーム)を実践することで、誤嚥性肺炎の予防に努めています。
学会発表など業績
吉田 陽亮 | 2014年 第4回日本腎臓病リハビリテーション学会学術集会 優秀演題賞 |
吉田 陽亮 | 2017年 奈良県理学療法士協会 学術奨励賞特別賞 |
吉田 陽亮 | 2017年 奈良県理学療法士協会 学術奨励賞会長賞 |
福井 恵 | 2019年 第25回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 優秀演題賞 |
服部 孔亮 | 2022年 第31回奈良県理学療法士学会 新人賞 |
藤原 大輔 | 2023年 第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 優秀演題賞 |
土居 尚樹 | 2023年 第32回奈良県理学療法士学会 大会長賞 |
山本 未生 | 2023年 第4回奈良看護学会 優秀演題賞 |
岡山 悟志 | 2024年 日本心臓リハビリテーション学会学会誌賞 |
福井恵 | 2024年 第44会回近畿作業療法学会 優秀演題賞 |
2021年度
吉田 陽亮 | 「急性期高齢心不全患者における患者特性と在宅復帰の関係」 第27回日本心臓リハビリテーション学会 2021.6.19-20 横浜 |
藤原 大輔 | 「高齢急性期心不全患者における日常生活自立度低下の要因」 第27回日本心臓リハビリテーション学会 2021.6.19-20 横浜 |
谷山 みどり | 「心臓外科手術後患者における術前腎機能と術後身体機能の関連」 第30回奈良県理学療法士学会 2021.8.22 奈良 |
吉田 陽亮 | 「サルコペニアの摂食嚥下障害を呈した肺炎症例に対する神経筋電気刺激の試み-実現可能性調査-」 第7回日本呼吸理学療法学会 2021.9.26 大阪 |
大垣 晋吾 | 「高齢(80歳以上)心臓血管外科手術後患者に対するICU早期離床の効果」 第59回全国自治体病院学会 2021.11.4-5 奈良 |
大垣 晋吾 | 「新型コロナウイルス感染症受け入れ病院としてのリハビリテーション部の役割」 第59回全国自治体病院学会 2021.11.4-5 奈良 |
鴨川 久美子 | 「消化器がん周術期における身体機能と栄養状態の経時的変化について」 第59回全国自治体病院学会 2021.11.4-5 奈良 |
宇野 喜世志 | 「奈良県西和医療センターにおけるNST活動」 第59回全国自治体病院学会 2021.11.4-5 奈良 |
吉田 陽亮 | 「新型コロナウイルス感染症流行前後の外来心臓リハビリテーションにおける筋力,身体機能,活動範囲の変化」 第59回全国自治体病院学会 2021.11.4-5 奈良 |
吉田 陽亮 | 「新型コロナウイルス感染症流行前後での活動範囲の変化」 第14回奈良心血管リハビリテーションカンファレンス 2021.7.10 奈良 |
大垣 晋吾 | :「急性期病院のコロナ対応の経験」 西和メディケアフォーラムセラピスト部会第1回情報交換会 2021.8.27 奈良 |
吉田 陽亮 | 「外科手術が検討されている大血管疾患患者に対して心リハチームでどのように対応するか?~病診連携を通じて~」 第1回日本心臓リハビリテーション学会近畿支部セミナー 2021.11.28 奈良 |
吉田 陽亮 | 「サルコペニアの新たな介入」 日本物理療法研究会第2回SIGカンファレンス 2022.1.10 web |
2022年度
大垣 晋吾 | 「人件費率を指標とした、療法士増員の効果を図る取り組み」 第16回日本マネジメント学会奈良支部学術集会 2022.3.19 奈良 |
寺尾 考弘 | 「当院における退院時訪問の現状と課題」 第16回日本マネジメント学会奈良支部学術集会 2022.3.19 奈良 |
吉田 陽亮 | 「高齢の心不全入院患者における身体活動量と退院時の身体機能、ADLの関連」 第28回日本心臓リハビリテーション学会 2022.6.11-12 沖縄 |
藤原 大輔 | 「高齢心不全患者の入院期間に関連する因子の検討」 第28回日本心臓リハビリテーション学会 2022.6.11-12 沖縄 |
吉田 陽亮 | 「新型コロナウイルス感染症流行下での外来心臓リハビリテーションにおける運動指導の効果」 第72回日本病院学会 2022.7.7-8 島根 |
服部 孔亮 | 「心臓血管外科術後患者のICU退室後の身体活動量に影響を及ぼす因子」 第72回日本病院学会 2022.7.7-8 島根 |
服部 孔亮 | 「心臓血管外科術後患者のICU退室後の身体活動量に影響を及ぼす因子」 第31回奈良県理学療法士学会教育講演 2022.7.31 奈良 |
吉田 陽亮 | 「高齢の心不全入院患者における心臓リハビリテーション開始時の身体活動量の調査」 第26回日本心不全学会学術集会 2022.10.21-23 奈良 |
市橋 恒男 | 「橈骨頭骨折患者に対し運動器エコーを用いて評価・治療を行った1症例」 日本医療マネジメント学会第17回奈良支部学術集会 2023.2.4 奈良 |
山本 未生 | 「当院の口腔ケアラウンドにおけるSTの役割について」 2023年度奈良県看護学会 2023.2.18 奈良 |
吉田 陽亮 | 「サルコペニアの新たな介入」 日本物理療法研究会第2回SIGカンファレンス 2022.1.10 web |
吉田 陽亮 | 「内部疾患における物理療法」 日本物理療法学会認定基礎セミナー 2022.7.9 web |
吉田 陽亮 | 「これからの循環器理学療法分野の未来」 第31回奈良県理学療法士学会教育講演 2022.7.31 奈良 |
大垣 晋吾 | 「脳卒中のリハビリテーションと予防体操」 日本脳卒中協会奈良支部 脳卒中市民公開講座 2022.10.29 奈良 |
吉田 陽亮 | 「筋萎縮・筋力低下に対する電気刺激療法」 雑誌理療51巻4号:35-44;2022.05 |
2023年度
吉田 陽亮 | 「回復期リハ病棟における心臓リハの現状と課題~奈良県アンケート調査より~」 第18回奈良県心臓血管リハビリテーションカンファレンス 2023.6.10 奈良 |
藤原 大輔 | 「入院高齢心不全患者における早期心臓血管リハビリテーションの効果についての検討」 第29回日本心臓リハビリテーション学会 2022.7.15-16 横浜 |
吉田 陽亮 | 「身体的フレイルを呈する高齢心不全入院患者における心リハ開始時の身体活動量と退院時の身体機能,ADLの関連」 第29回日本心臓リハビリテーション学会 2022.7.15-16 横浜 |
中田 豊 | 「TKA 術後に弾性包帯を用いた圧迫療法での腫脹管理と自動運動中心の関節可動域訓練にて改善を認めた一症例」 第32回奈良県理学療法士学会 2023.7.30 奈良 |
土居 尚樹 | 「高齢心不全患者における社会的フレイルの調査」 第32回奈良県理学療法士学会 2023.7.30 奈良 |
吉田 陽亮 | 「経皮的耳介迷走神経電気刺激が運動時の自律神経に与える影響 -健常ボランティアでの検討-」 第7回日本循環器理学療法学会学術大会 2023.9.2-3 東京 |
大垣 晋吾 | 「リハビリテーション部事務作業の効率化に向けた音声入力システムの有用性の検証」 日本医療マネジメント学会第18回奈良支部学術集会 2024.2.17 奈良 |
川上 歩 | 「当院における認知症ケアチームの活動と今後の課題」 日本医療マネジメント学会第18回奈良支部学術集会 2024.2.17 奈良 |
田邊 明廣 | 「急性期病院の転倒・転落予防ラウンドチームの取り組みについて~高齢化が進む現状に対応しうるアセスメントスコアシートの作成~」 奈良県立病院機構第1回メディカルスタッフアカデミー学術集会 2024.3.17 奈良 |
吉田 陽亮 | 「内部障害 日本物理療法学会認定基礎セミナー 2023.6.1 web |
吉田 陽亮 | 「こんな奈良学会に参加してみたい」 第32回奈良県理学療法士学会シンポジウム 2023.7.30 奈良 |
吉田 陽亮 | 「筋萎縮・筋力低下に対する電気刺激療法」 雑誌理療51巻4号:35-44;2022.05 |